公開:2015年2月
更新:2023年7月
公開:2015年2月
更新:2023年7月
関節リウマチは多様な症状があらわれるため、診療科も複数にまたがることがよくあります。しかし、ご自分の症状について「関節リウマチかもしれない」と感じたら、主には内科もしくは整形外科を受診します。
「リウマチ科」など「リウマチ」という言葉が使われているところは、関節リウマチを含むリウマチ性疾患を専門的に診療しています。リウマチ性疾患に加え、膠原病や自己免疫疾患全般を診療しているところもあります。
専門外来としてリウマチ外来を設け、リウマチ専門医が診察を担当しているケースもあります。
関節リウマチは、関節だけではなく全身に症状があらわれ、また患者さん一人ひとりによっても、症状のあらわれ方は異なります。そのような病気を診る医師には、専門的な知識と経験が求められます。そこで、日本リウマチ学会や日本整形外科学会では、リウマチ専門医の育成をしています。
それぞれの学会では、受験資格を定め、その資格を有した医師がリウマチ専門医の試験に臨みます。その試験に合格して、リウマチ専門医と認定されるのです。
リウマチの専門医には、「日本リウマチ学会認定リウマチ専門医」と「日本整形外科学会認定リウマチ医」があります。当サイトの病院検索のページにリンクされたそれぞれの学会のホームページより検索ください。
同様に、病院検索のページには日本リウマチ財団のホームページもリンクしています。日本リウマチ財団は、リウマチ性疾患の征圧を目指して設立された団体で、いくつかの条件を満たした医師を日本リウマチ財団登録医として登録する制度を設けています。こちらからは、日本リウマチ財団に登録された医師のいる施設を検索することが可能です。